この記事は「新生児の特徴と、赤ちゃんが過ごしやすい部屋作り」について紹介しています。
赤ちゃんが生まれ、ママも赤ちゃんも初めての経験ばかり。
生まれる前に育児書を読んだけど、なんだか違うかも?と悩んだりすることもありますよね。
新生児の特徴は?
生まれたばかりの赤ちゃんはふにゃふにゃで、抱っこをするのもドキドキですよね。
新生児の眠りについて
新生児は眠りが浅く、昼と夜の区別がなく2~3時間おきに目をさまします。
そのためおっぱいやミルクを飲んではまた寝ることを繰り返します。
赤ちゃんによってはおっぱいやミルクを飲んだ後、すぐ起きてしまうこともあるので、泣いている時間が長いと感じることも多いかもしれません。
よく眠る赤ちゃんもいれば、あまり眠らない赤ちゃんもいます。
大人と一緒ですね。
起きている時間が長くても睡眠不足にはならないので大丈夫なので心配しないでくださいね。

新生児の体重について
新生児のほとんどは、生後1週間くらいまでに一時的に体重が減ることがありますが、その後体重はまた増えてきます。

一時的に体重が減る時期は、産院に入院していることがほとんどなので、心配なら相談してくださいね。
体重が減っても大丈夫ですよ。
新生児の表現方法は?
お腹が空いた、おむつが濡れている、暑い、寒いなどの不快に思うことを、泣くことですべて表現します。
大人は言葉でコミュニケーションをとりますが、赤ちゃんは言葉がまだ話せないので、泣くことでコミュニケーションをとっているんですね。
最初の間は、赤ちゃんの泣いている理由が分からないことも、よくあります。
赤ちゃんとの生活に慣れてきたら、泣いている理由が分かってくるようになるので、最初から泣いている理由が分からない!と、悩まなくて大丈夫ですよ。

最初は、赤ちゃんが泣いている理由がわからなくて、イライラしたけど少しずつ分かるようになりました。
赤ちゃんの泣いている理由が分かるようになるには、個人差がありますからね。
モロー反射と吸てつ反射って何?
新生児には生まれた時から原始反射と言うものが備わっています。
新生児独特のもので、自分の思いで体が動かせるようになってくると、徐々になくなっていきます。
モロー反射や吸てつ反射など、色々とあります。
・モロー反射
大きな音がしてびっくりした時などに起こる反射です。
両手を頭の上の方にあげて動かす動作の事を言います。

指揮者のように手を振っているのが楽しくて、たくさんビデオを撮りました。
大きくなった我が子に見せてあげると、とても喜びますよ。
今だけの動作なので、ビデオなどに撮っておくと記念になりますね。
・吸てつ反射
赤ちゃんが無意識に口で吸いつく動作のことです。
おっぱいやミルクを飲むためにある大切なものです。

生まれながらにして持っている「赤ちゃんの生きる力」ですよね。
新生児の体の特徴
・新生児微笑
新生児が笑ったように見えるのが新生児微笑と言います。
筋肉が動いたために笑ったように見えるんですね。

笑ってくれた訳ではないけど、笑っているようでかわいいですよね。
・蒙古斑(もうこはん)
新生児のお尻や背中の部分に見れる青いあざのことです。
5~6年もたてば自然に消くので心配しなくても大丈夫ですよ。
・おへそ
へその緒は誕生してすぐ短く切られますが、残りはしばらくついたままになっています
その後、乾いてきて自然と取れてしまいます。
出産した病院でへその緒を入れる木箱を持ち帰るケースが多いので、その箱に大事なへその緒を入れて保管しておきましょう。
赤ちゃんが大人になった時に見せてあげると、感動しますよ。

へその緒が取れるまでは、おむつ交換の時は、汚れたおむつの中にへその緒がないか確認してから捨ててくださいね。
いつの間にかへその緒が取れていて、「どこ?」って探すようになってしまいますから。
・新生児の肌
新生児期の赤ちゃんは新陳代謝が活発です。
そのため肌がボロボロとむけてくることもありますが心配はいりません。
肌がむけかわって強くなっていくんですね。
また、乳児湿疹と言う肌に湿疹ができることがあります。
おでこや頬など顔の部分に出た時には、清潔にしてあげましょう。
沐浴の時には、赤ちゃん用せっけんのたっぷりの泡で包み込むようにやさしく洗います。
気になる症状が出た時には、小児科や皮膚科などを受診することをお勧めします。
・把握反射(はあくはんしゃ)
手のひらを触ったり、足の裏を触ると、ぎゅっと握り返してくれる反射のことです。
赤ちゃんの手は幸せをたくさん握っているようですよね。

・目
明暗はわかるけど、ぼんやりと見える程度です。
生後すぐの赤ちゃんの視力は0.03くらいと言われています。
・鼻
生まれながらにして、母乳やママのにおいはわかり、とても発達しています。
・耳
胎内にいた時からママの声は聞こえていました。
生まれてからもママの声はわかるようです。
ママがたくさんお話してくれるととっても嬉しいです。
新生児の環境作り
新生児の生体リズムを形成するために、日中の明るさと夜の暗さの違いを作る環境作りをしていきましょう。
昼間は、自然の光が差し込み、夜は部屋を暗くするなど工夫をします。
夜は授乳もあるので、小さな光でうす暗くするなどママが動きやすい明るさにしてくださいね。
新生児は体温調節が苦手です。
お部屋の温度と湿度も快適になるように、エアコンや暖房器具を使うなどしましょう。
冬は加湿器も必要なら使ってくださいね。
温湿度計を赤ちゃんの部屋に置く場合は、赤ちゃんが寝るそばにおきましょう。
部屋の中でも温度が違っている場合もあります。
また、赤ちゃんを寝かせる場所は通気性の良い場所にしましょう。
赤ちゃんをプラスチック製の衣装ケースの中で寝せたりすることはやめましょう。
新生児のお世話
赤ちゃんのペースで生活をします。
新生児はミルクやおっぱいを飲んでは寝る、の繰り返しの生活です。
「お腹が空いたよ~」「おむつが濡れて気持ち悪いよ~」と、その時の不快を知らせるように泣いて意思表示をします。
最初は赤ちゃんが何を求めているのかわからなくて戸惑うママも多いと思います。
でも焦らなくても大丈夫ですよ。
先輩ママも、最初は赤ちゃんが何を求めているのか分からなかったんです。
赤ちゃんと生活をしていくうちに少しずつ赤ちゃんが求めていることがわかるようになってきますから安心してくださいね。

最初のうちは、赤ちゃんが泣いたら、まずはおむつを見て汚れていれば替えてあげます。
それから、服が濡れているようなら着替えさせてあげて、その後で授乳をしましょう。
それでも泣くようなら、しばらくの間、抱っこをして歌を歌ったり、話しかけてあげてみてくださいね。
赤ちゃんは、ママの声が大好きですよ。
赤ちゃんのお世話をする時には、「今からおむつを替えようね」「ミルクを飲もうね。おいしいね」「服が汚れて気持ち悪かったね。着替えてさっぱりしようね」など、話しかけながらしてみてくださいね。
きっと赤ちゃんは、いつも聞くママの声に安心しますよ。
まとめ
新生児の赤ちゃんならではの特徴が色々とありましたね。
- 赤ちゃんのいる部屋は、昼は明るく日差しがさすように、夜は暗めにしましょう。
- 新生児は体温調節が苦手なので、温度と湿度には気を付けてあげてください。
- 赤ちゃんが泣いたら、まずはおむつを替えて、服が濡れているようなら着替えさせてあげて、授乳をしましょう。
- それでもまだ泣いているようなら、抱っこをしたり、お話をしたり、歌を歌ってあげたりしてくださいね。
赤ちゃんはママの抱っこもお話も大好きです。
そして、疲れた時には誰かに話を聞いてもらって気分転換してくださいね。
1人で頑張ろうと思わないで誰かに頼ってみるのもいいものですよ。
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