この記事は「新生児の抱っこの方法・母乳とミルクの飲ませ方」を解説しています。
初めての赤ちゃん、嬉しいけれどドキドキもたくさんですよね。
新生児の抱っこの仕方
生まれたての赤ちゃんはふにゃふにゃでかわいいですよね。
抱っこをしようとしたら、首がすわってないので想像とは違う、なんて思ったりしませんでしたか?
抱っこをする時のドキドキもきっと今だけ!
そんなドキドキもあったな~、なんて思う日もくるのでしょうね。
初めてのことで、肩や腰についつい力が入ってしまって後から腰が痛くなったりすることのないように、抱っこしてくださいね。
基本の抱っこの仕方
- 赤ちゃんの首の下にママの手を差し入れて、手のひらで赤ちゃんの首と後頭部をしっかりとささえます。
- もう片方の手を赤ちゃんの足の間に入れて、手のひらを赤ちゃんの背中まで滑らせていき安定させます。
- ママの体が安定したら、ママの体を赤ちゃんに引き寄せて、やさしく抱き上げます。
ポイントは、赤ちゃんの首をしっかり支えることと、赤ちゃんのお腹をママにくっつけることです。

抱き上げる時に無理な態勢をすると腰を痛めるので注意してね。
NGな抱っこの仕方
赤ちゃんの脇を持ち上げての抱っこは、首がぐらっ!となって首が座ってない赤ちゃんには危険です。
首が座るまでは首を支えて抱きあげてくださいね。
手首だけでの抱っこを長時間続けていると、腱鞘炎になる可能性があるので気をつけてくださいね。
縦抱きの仕方
- 横抱きで赤ちゃんを抱き上げた状態から、赤ちゃんの上体を軽く起こします。
- 首と後頭部をママの片手でしっかりと支えて、もう片方の手でおしりを支え、赤ちゃんをゆっくりとずらしながら縦抱きにしていきます。
赤ちゃんの首が座っていないので、しっかりとサポートしましょう。
首が座るまでは長時間の縦抱きで過ごすことは控えましょう。

抱っこをする前に「抱っこをしようね」と話しかけながらしてましたよ。
抱っこをしたら、お話をしたり、歌を歌ったり・・・
赤ちゃんとの楽しい時間が過ごせそうですね。
初めは抱っこをするのにドキドキだったママも、きっとすぐに慣れてきてママの抱っこじゃないと泣きやまなかったりしますよ。
母乳のあげ方と便利グッズ

母乳には赤ちゃんに必要な栄養素がたっぷり入っています。特に産後1週間くらいまで出る『初乳』には免疫物質がたくさん含まれています。
また、母乳をあげることで、ママの産後の回復も早めてくれます。
そして母乳をあげることによって、通称『幸せホルモン』が分泌されます。
この『幸せホルモン』の作用でママが幸せな気持ちになるんですね。
母乳には素敵なパワーがありますね。
とはいうものの、母乳でなくてはダメなわけではありません。
ミルクも赤ちゃんにとっては大事な栄養ですから安心してくださいね。

母乳でもミルクでもママの愛情があれば大丈夫ですよ!
母乳のあげ方
- 赤ちゃんを抱っこし、ママの片方の手で赤ちゃんの頭を支えます。
この時、授乳クッションなどが赤ちゃんの下にあると楽です。 - もう片方の手を乳房の下に当て、乳首が赤ちゃんの口のあたりにくるように乳房を持ち上げます。
- 赤ちゃんに乳首が隠れるほど深くくわえさせます。
- 左右両方のおっぱいを飲ませましょう。
最初は赤ちゃんもおっぱいをたくさん飲むことができないので、泣いてほしがったらその都度あげてくださいね。
少しずつ慣れてきて量もたくさん飲めるようになったら、授乳の間隔も空いてきます。
片方だけ飲んで赤ちゃんが寝てしまったら、次に起きた時には飲んでない方から飲ませてくださいね。

最初は赤ちゃんが口を開けるタイミングと私のタイミングがなかなが合わなくて、「せーの、パク!」と赤ちゃんに声をかけながら授乳していると、上手に授乳できるようになってきました。
赤ちゃんが上手にくわえることが出来たら「上手にできたね」なんて声をかけてあげるのもいいですよね。
授乳クッションやバスタオルなどを使って、ママが腰痛などにならないように気を付けてくださいね。
ate_lier2020さんの授乳クッションです。参考にしてくださいね。
毎回同じ姿勢で授乳すると体が辛くなりますからね。
ママの楽な姿勢を色々と工夫してみてください。
ミルクだけの赤ちゃんよりおっぱいだけの赤ちゃんの方が、うんちの回数が多いです。
おむつを替えるごとに毎回うんち、と言う事もありますよ。
授乳をする時のおすすめの抱き方3つ
横抱き(基本の抱き方)
赤ちゃんの頭を、ママのひじの上にのせて抱っこし、そのまま授乳をする方法です。
ママと赤ちゃんの体をぴったりとくっつけるようにすると上手くいきます。
縦抱き
赤ちゃんを座らせるように縦に抱き、赤ちゃんとママのお腹を合わせるようにして飲ませます。
赤ちゃんの首が座っていない間は首をしっかりと支えてあげて。
フットボール抱き
赤ちゃんがママの右のおっぱいを飲む時には、ママの右脇に赤ちゃんの体がくるように抱っこして飲ませます。
フットボールを抱いているような感じをイメージすると上手くいきますよ。
左のおっぱいを飲む時は、ママの左脇に赤ちゃんの体がくるようにしてくださいね。
この時、授乳クッションを横にずらすといいですよ。
ベビーチューブさんの授乳姿勢のYouTubeです。参考にしてくださいね。
授乳を終える時は、急に乳首を離すと乳首に傷ができてしまいます。

急の離さずママの指を赤ちゃんの口の中に入れてそっと離してくださいね。
この時、「おっぱいを離すからね」などと声をかけてからしてみてください。
母乳をあげる時にあると便利なグッズ
乳頭保護器
乳首に痛みや傷がある時に、乳首にかぶせて使います。
痛みがずいぶんと楽になりますよ。
こちらはca.0831さんの乳頭保護器です。
乳頭ケアクリーム
乳頭が切れたり乾燥したときに塗るクリームです。
赤ちゃんが口にしても大丈夫です。
こちらはchiitan_0740さんの作っていた乳頭用クリームです。
授乳クッション
授乳にも使えるし、寝る時や、将来はお座りの補助としても使えます。
ミルクの作り方とあげ方
ミルクのメリットは、ママ以外の人でも授乳出来ること。
栄養も母乳に近づくように作られています。

ミルクの作り方
ミルクはメーカーによって味が多少違うようです。
出産した病院で飲んでいたのと同じメーカーを飲ませるママが多いですよ。
- 手を洗って、消毒した哺乳びんに、添付のスプーンで必要量のミルクをすり切って入れます。
カビ防止のため、添付のスプーンはミルクの缶に戻さず別に保管しましょう。 - 一度沸騰して少し冷ましたお湯(70℃以上)をやけどに注意して、ミルクの出来上がりの量の2/3ほど入れます。
- 乳首をつけて、哺乳びんをよく振って溶かし、その後出来上がりの量までお湯または、湯冷ましを加え軽く混ぜます。
湯冷ましとは、一度お湯を沸騰させたものを冷ましたものです。
赤ちゃんの湯冷ましは、水道水、軟水のミネラルウォーター、浄水器の水などを使うようにしましょう。 - ミルクを体温くらいの温度まで冷まします。
ミルクの温度は、ママの腕の内側に落として少し熱く感じるくらいが適温です。
ミルクの冷まし方3つの方法
- 哺乳びんが入るくらいの大きさの容器に冷水を入れ、その中に哺乳びんを入れて軽く振ってさまします。
- 水道の流水に哺乳びんを直接当てて、冷まします。
- マグカップの中に冷水を入れて、その中にしばらく哺乳びんを入れておいて冷まします。
あなたの楽な方法でやってみてくださいね。
赤ちゃんを横抱きにして、乳首をしっかりと赤ちゃんの口に含ませてミルクを飲ませます。
赤ちゃんが上を向く感じにして、空気を飲み込まないようにしてあげてくださいね。
乳首によっては上向きが決まっているものもあります。
メーカーの説明書を見てください。
ママがお話しながら飲ませると赤ちゃんはとっても嬉しいですよ。
げっぷの仕方
母乳を飲んだ後、ミルクを飲んだ後は、赤ちゃんにげっぷをさせてあげましょう。
赤ちゃんはまだ飲むのが上手ではないので、一緒に空気をのんでしまうため、げっぷをさせる必要があるからです。
赤ちゃんを縦抱きにして、背中をトントンとしてあげるか、下から上にさするようにします。
もし、げっぷが出なくて心配な時にはしばらく横向きに寝かせてあげたりしてくださいね。
ベビーカレンダーさんのげっぷのさせ方のYouTubeです。参考にしてくださいね。
まとめ
赤ちゃんの抱っこは、ママが慣れてくると上手にできるようになるので焦らないでくださいね。
ぎこちない抱っこは今しかないので、それも素敵ですよ。
母乳のあげ方は
- 基本の抱っこの方法
- 縦抱きの方法
- フットボール抱きの方法
授乳クッションなどを使ってママの体に負担がかからないように工夫してくださいね。
ママの足の下にクッションを置いて高さ調節をしているママもいますよ。
ミルクもママの体に負担がかからないように赤ちゃんとお話しながら飲ませてあげてくださいね。
そして、授乳のあとはげっぷをしましょう。
最初は上手にできなくて当たり前です。
色々な方法を試しながらママの楽なやり方をみつけてくださいね。
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