本日は『新生児の寝ない原因と赤ちゃんを眠らせる方法』について伝えていきます。
普段はかわいい新生児の赤ちゃん、でも夜に眠ってくれないとイライラしてしまうこともありますよね。
新生児の睡眠の特徴
新生児の眠りの特徴は、レム睡眠と呼ばれる浅い眠りが多いことが挙げられています。
そのため、ちょっとした音や振動などでも目を覚ましてしまう傾向にあるようです。
一般的には、一日約16時間~20時間眠るとされています。
昼夜の区別がつかず、眠りも浅い新生児。睡眠不足になるのではと心配になりますよね。
しかし、新生児の赤ちゃんは眠たくなったら、眠ります。
たとえ短時間であっても睡眠不足にはなりません。
とはいっても、赤ちゃんの個人差があるので、よく眠る赤ちゃんもいれば、あまり寝ない赤ちゃんもいます。
新生児が寝ない原因は?
新生児は、短い周期で眠ったり起きたりを繰り返しています。
赤ちゃんは、何かを伝えたい時、泣くことで自分の思いを伝えています。
では寝ない時の原因にはどんな時があるのでしょうか?

- おむつが濡れている
- げっぷが出なくてお腹が張る
- 便秘をしている
- 環境が合わない
おむつが濡れている
気が付かない間におむつが濡れたままになってしまった、と言う事もあります。
特に新生児期は、おむつを替えたばかりなのに、すぐにおしっこをしてしまうこともあります。
赤ちゃんにとっては自分のおしっこの温かさで不快を感じているかもしれませんね。
げっぷが出なくてお腹がはる
げっぷが出なくてお腹が苦しくなると、不快に感じてしまいます。
赤ちゃんによってはげっぷが苦手な赤ちゃんもいます。
そんな時はしばらくの間、縦抱きにしてあげるのもいいですね。
便秘をしている
大人でも便秘は苦しいもの、赤ちゃんも同じで不快に感じてしまいます。
お腹をゆっくりと優しく「の」の字を書くようにマッサージしてあげて様子をみてみましょう。
そして、それでも出ない時は、綿棒にベビーオイルなどをつけておしりの穴に入る程度入れて刺激をしてみてください。
あくまでも刺激を感じる程度にしてくださいね。
赤ちゃんがあまりに嫌がるようなら無理はしないようにしましょう。
この時、うんちがすぐに出てくることもあるので、紙おむつを下に敷いて必ず行ってください。
そうしないと、大変なことになってしまいますね。
環境が合わない
新生児の赤ちゃんが眠る場所を整えてあげることも大切です。
眠る場所を固定したり、部屋を暗くしてみたり、赤ちゃんが眠りやすい環境を色々と試行錯誤してみるといいですよ。

家の中で赤ちゃんが眠れる場所を色々探して、ここなら眠れる!という場所を探しましたよ。
あなたも探してみてくださいね。

新生児を眠らせる11の方法
抱き方をかえてみる
抱っこは横抱きが好きな赤ちゃんもいれば、縦抱きが好きな赤ちゃんもいます。
抱っこをしてゆらゆら揺れるのが好きだったり、抱っこのままで歩いてもらうのが好きだったり、赤ちゃんによって好きな抱っこが違ってきます。
産後ヘルパーで新生児の赤ちゃんを抱っこする時には、毎回抱っこのやり方を色々と試しています。
色々な抱っこの方法を試して、その赤ちゃんの好きな抱っこを見つけた時は私も嬉しくなってしまいます。
また、夏は特に抱っこをして汗ばんでそれが気持ち悪い原因だったりする時もありますよね。
汗ばむ時には、ママの腕にタオルやガーゼを巻いてみたりしてくださいね。
個人的には、色々な抱っこの方法を試しながら抱っこしています。なかなか寝ない時もありますが、縦抱きで少しだけ揺らすのが一番よく寝てくれるみたいです。赤ちゃんによって好きな抱っこがあるし、その時によって好きな抱っこが違っていたりするんですよね。焦らずに!がコツかな、と思います。
換気扇の音を聞かせる
キッチンにある換気扇は、少しこもったようなゴーっという音がしますね。
換気扇の近くに行って、抱っこをしながらゆらゆらしてあげるのもいいですよ。
これはかなりの確率でママがやっていた方法です。試してみる価値はありますよ。
ビニール袋のガサガサ音を聞かせる
赤ちゃんが体内にいた時の音と似ているようで、安心するようです。
ビニール袋でガサガサ音をさせていたら、あなたも楽しくなりそうですよね。
TVの砂の嵐の音を聞かせる
昔はTVが放送されていない時間に砂の嵐の画面で、ザーっという音が流れていました。
この砂の嵐の音が赤ちゃんの体内での音に似ているそうです。
この砂の嵐の音、昔から赤ちゃんが泣きやまない時に試していた方法です。
20数年前に子育てをしていた私もやっていた方法なのでおすすめですよ。
おひなまきをする
こちらの赤ちゃんは、おひな巻きだと安心して寝てくれて、モロー反射で起きることもなくなったようです。よく寝てくれると嬉しいですよね。
おひな巻きだとママの体内にいた時と同じ姿勢の「C」の形のように丸まって、落ち着くんですよね。
おひなまきの巻き方は
- 長方形の布を横長になるように置き、赤ちゃんを中央に寝かせます。
- 左上の布の角を持ち、赤ちゃんを正面から見て右脇腹の下に布を挟むようにします。
- 反対側も同じように、右上の布を角を持ち、赤ちゃんを正面から見て左脇腹の下に布を挟むようにします。布を重ねた部分から手を出すようにしましょう。
- 赤ちゃんの膝を曲げて、足の裏同士をくっつけるような状態にして、布の左下の角を赤ちゃんを正面から見て右肩の方向へ持ち上げます。
- 反対側も同じように、右下の角を赤ちゃんを正面から見て左方の方肩へ持ち上げます。
- 両肩に持ち上げた布の角同士を首の後ろに入れ込みます。
下のYouTubeを参考にしてみてくださいね。
おひなまきのやり方は色々あるので赤ちゃんに合うスタイルを見つけてあげてください。
おひなまきをしている時の注意点
- おひなまきをしている時は目を離さないでください。何かの拍子にうつぶせになってしまうこともあります。
- 体温の調節が難しかったり、股関節への負担を防ぐために長時間しないでください。
ぜひ、1度試してみてくださいね。
授乳クッションを使う
授乳クッションは赤ちゃん用に購入するものなので、家にあるものを使えるのは嬉しいですよね。最初の間は嫌がるかもしれませんが、慣れてくると寝てくれたりしますよ。
- 授乳クッションのくぼみにタオルなどを置いて、赤ちゃんが沈みこまないようにします
- その上にバスタオルを置きます
- 赤ちゃんを寝かせます

1度赤ちゃんを寝かせてみて、高さなどが大丈夫か調節してくださいね。
ママのお腹の上にのせてあげる
ママがソファーなどに座って赤ちゃんをママのお腹の上にのせる方法もあります。ママの心臓の音が聞こえて安心するみたいですよ。
スリングで抱っこする
こちらのママはスリングでなんでもできてしまうんですね。素敵ですね。
赤ちゃんをすっぽりと包み込んで、ママの胸やお腹に密着させて抱っこする布製の袋です。ママの両手が使えるのでおすすめです。
スリングに関する記事はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
音楽を流す
赤ちゃんが体内にいた時にママが聞いていた音楽を聴いて眠る赤ちゃんもいますし、オルゴールで眠る赤ちゃんもいます。
静かな曲が好きな赤ちゃんもいれば、アップテンポな曲が好きな赤ちゃんもいます。
中には、ロックが好きな赤ちゃんもいましたよ。
色々な曲を聞かせてあげてみてくださいね。
スクワットをする
赤ちゃんを抱っこしたまま、スクワットをゆっくりするのもおすすめです。
ただ、長くスクワットをするとママが疲れてしまうので体力と相談してくださいね。
ティッシュで顔から頭を撫でる
ティッシュペーパーで赤ちゃんの顔から頭の上にかけて、やさしく撫でてあげます。
ティッシュでふわーっと触れていくことで不思議な感覚が赤ちゃんを包みます。

まとめ
眠らない赤ちゃんとの生活は、大変です。
何も原因がなくても泣くときもあります。
そんな時はママも睡眠不足でイライラしたりしますよね。
寝ない時には、
- 抱き方を変えてみる
- 換気扇の音を聞かせる
- ビニール袋のガサガサ音を聞かせる
- TVの砂の嵐の音を聞かせる
- おひなまきをする
- 授乳クッションを使う
- ママのお腹の上にのせてあげる
- スリングで抱っこする
- 音楽を流す
- スクワットをする
- ティッシュで顔から頭を撫でる
上記のように色々な方法を試してみてください。
昨日と今日では同じ方法で寝ない時もありますよね。
そして、疲れたら赤ちゃんを抱っこしたまま、ママの好きな音楽を聴いたりして気分転換もしてくださいね。
パパが家にいる時には、赤ちゃんをお願いしてママが寝るのも時にはいいですよ。
誰か頼る人がいるなら、思い切って頼ってみましょう。
子育ては始まったばかり。
ママの気分転換になることを何か見つけてくださいね。
コメント