この記事は、赤ちゃんがイヤイヤ期に入ってご飯を食べないで悩んでいるあなたへ、20年以上の保育士経験と産後ヘルパーを経験したともこが、イヤイヤ期になったお子さんがご飯を食べるようになる対処法と、お子さんのイヤイヤ期でイライラするママの対処法をお伝えしています。
実際に私がやっていた方法やママ達がやっている方法ばかりをご紹介しています。この記事を読んであなたもお子さんのイヤイヤ期でのお悩みを乗り越えてくださいね。
1歳半のイヤイヤ期はどんな様子?

1歳半くらいになると、イヤイヤ期に突入する赤ちゃんもいますよね。ご飯を食べるのも嫌。服を着るのも嫌。お風呂に入るのも嫌。歯磨きをするのも嫌。何でも嫌!とされてしまってあなたはお疲れじゃないですか?
そして、おめでとうございます!それはあなたの赤ちゃんが立派に成長している証なんですね。「イヤイヤ期おめでとうパーティー」を開いてもいいくらい素敵な成長ですよ。
生まれてきた頃は自分では何もできなかったあなたの赤ちゃんが、自分の気持ちを一生懸命に表現しているんですから。初めての自我の現れですよね。
確かにこのイヤイヤ期がなかったらあなたは楽かもしれませんが、赤ちゃんの成長にとっては大切な事なんです。自分を表現する方法を一生懸命に模索しているんですよね。
イヤイヤ期に「こんな風に表現するのがいいのかな?」「今度はこんな感じに嫌を表現してみようかな?」なんて色々と自分を一生懸命表現しているんです。模索してだんだんと大人になっていくんです。だからこのイヤイヤ期はあなたにとっては大変なことだけど、とても大事な成長ということは覚えておいてくださいね。
それに、このイヤイヤ期はこの人ならイヤイヤ攻撃をしても受け止めてくれると言う信頼関係があるからこそのイヤイヤ攻撃ですよね。
イヤイヤ期のご飯を食べないときのおすすめ対処法

ではここからは、イヤイヤ期でご飯を食べないときの具体的な対処法をご紹介していきます。
楽しい雰囲気で食べる
まずは、パパとママで楽しく会話をしながら、お子さんにも話しかけながら食べてみましょう。
食事の目的って、栄養を取ることはもちろんですが、楽しい雰囲気で食べることはとても大切ですよね。とにかく楽しいということを伝えるようにしましょう。
ママ「今日のこのお魚さん、おいしいね。パパも食べてみて」
パパ「本当だね。お魚さん、おいしいね。〇〇ちゃん(お子さんの名前)も食べてみて」
と楽しい雰囲気の中でお子さんにもおいしいことを伝えてみましょう。
ここで、お子さんがイヤイヤして食べなくても無理には食べさせないで大丈夫です。
ママ「〇〇ちゃん食べないんだね。残念。また今度食べようね。」と言ってさらっと流してしまいましょう。
この時に、お子さんのお気に入りのぬいぐるみやキャラクターがあれば、登場してきてもらったり、歌を歌いながら誘ったりするのもおすすめですよ。楽しい雰囲気になれば何でもOK ですね。
とりあえず、ご飯を楽しく食べる、と言うことを伝えるようにしてみましょう。楽しい雰囲気を伝えていたら、いつかは食べる気持ちになるかもしれませんよ。
一口おにぎりにする
一口おにぎりを作って、手づかみで食べれるようにしてみます。我が家は息子がイヤイヤ期でご飯を食べない時にこのおにぎりだけは食べていました。
手で小さなおにぎりを作るのは大変、と思うあなたには小さなおにぎりを簡単に作る便利なグッズもありますよ。ケースにご飯を入れてフリフリするだけで、簡単に一口おにぎりが出来上がります。
これならお子さんと一緒に作ることもできますね。100均でもフリフリするだけで一口おにぎりが作れるグッズを売っていますよ。
お皿にかわいく盛ってみる
ご飯をお皿にかわいく盛ってみるのもおすすめです。
お皿をお子さんのお気に入りのキャラクターのお皿にするのもいいですね。見た目重視でかわいくして食べる気持ちになるようにしてみます。
かわいいおかずを作るのは大変!と言うあなたにはかわいいバランを使ってみるのもおすすめです。おかずが華やかになりますよね。
「くまさんがお芋さんを美味しいって言って食べてるよ。」「うさぎさんと一緒にお肉を食べたら美味しいねー。」なんて、会話をしながら、食べれますね。
それからかわいいおかずカップを使ってみるのもかわいくなりますよね。こちらも100均でも色々と売っていますよ。
料理を一緒に作ってみる
料理を一緒に作ってみる手もあります。料理を作る、といってもまだ作ることは出来ないので、おかずやおにぎりを作ったら、お皿に盛ってもらったり、バランで飾り付けをしてもらう、など簡単なことをしてもらうことならできますよね。
たとえ飾り付けだけでも、お子さんが自分でしたのですから、出来上がったら「わあー出来たね。すごいね。おいしそうだね。」などと言ってお子さんをたくさん褒めてあげましょう。
それから一緒にご飯を食べましょう。自分で作ったので少しは食べてくれるかもしれませんよ。もし食べてくれなくてもがっかりせずにまたチャレンジしてくださいね。バランなどはお子さんが好きなキャラクターにするといいかもしれませんね。
絵本を読んで食べることは楽しいというイメージを作ってみる
食べることに関した絵本などを一緒に読んで、食べることが楽しいこと、と言うイメージをつくることもおすすめです。絵本の中のキャラクターが食べていたのを思い出して「絵本の中のくまさんも食べてたね。一緒だね。」などと言って楽しく食べれるように語りかけながら食べてみてください。
こちらの絵本は大人気のはらぺこあおむしの絵本です。
日曜日の朝、卵からちいさなあおむしが生まれました。あおむしはお腹がぺこぺこです。月曜日にはりんごを1つ。火曜日にはなしを2つ。あおむしは毎日たくさん食べ続けて大きく太っちょになりました。
そして、さなぎになって何日も眠ったあおむしは最後は綺麗なちょうちょになるお話です。保育園の子ども達に何回も読んでコールをされるほどみんなに愛されている絵本です。
次に紹介する絵本も大人気のぐりとぐらの絵本です。
お料理することと食べることがだいすきなぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。何を作ろうかと考えて、カステラを作ることにしました。でも、卵があまりに多き過ぎて運べません。そこで、フライパンを持ってきて森でカステラを焼くことにしました。
カステラを焼くいいにおいに森じゅうの動物たちが集まってきます…みんなの人気者のぐりとぐらの絵本です。ぐりとぐらのようにたくさん食べてくれるといいですね。
「一口だけ食べたら終わりにしようね」と言ってみる
「一口だけ食べたら終わりにしようね」と言ってみるのもおすすめです。我が家では、これもよく使っていました。
たくさん食べるのは嫌だけど、一口だけなら食べてもいいかな、とお子さんが思ってくれたらラッキーです。たくさん食べなくてもいいので、一口だけ食べたらOKにしてみましょう。
最初のうちは一口食べるのも嫌がるかもしれませんが、続けていると一口だけなら食べてくれるようになるかもしれませんよ。そして、一口食べたらたくさん褒めてあげましょう。この褒める!と言うのはとても大切ですね。
褒めてもらって嬉しくなって、また明日も食べよう、と言う気持ちになってくれたらラッキーです。褒める時にはオーバーなくらいに褒めてあげてくださいね。
一口しか食べてくれない、と思うかもしれませんが一口食べただけでも素敵なこと。「一口しか食べなかった」ではなく「一口も食べれた」とプラス思考にとらえていきましょうね。
イヤイヤ期でイライラするママの対処法
食べなくても、のんきに構えてみる
イヤイヤ期でご飯を食べないとあなたもイライラしてしまいますよね。私も1人目の娘の時はそうでした。でもイヤイヤ期だから仕方ない、と思って思い切って割り切ってしまいましょう。
これから先あなたの赤ちゃんはどんどん成長していきます。イヤイヤ期はその成長の証。あなたが子育てを頑張った証です。「私が子育てを頑張ったからイヤイヤ期が来たのね」と思うと少しは気が楽になりませんか?
とはいえイヤイヤ期で大変なあなた、時には誰かに話を聞いてもらって愚痴を吐き出してくださいね。
いつかはイヤイヤ期は終わる、と思ってみる
大変なイヤイヤ期もいつかは終わります。我が家の子ども達もイヤイヤ期にあんなにご飯を食べたくない、と言っていたのに小学生くらいになったら「ご飯まだ?」と催促されるほどになりました。
もうご飯を食べることしか考えてないんじゃないかというくらいです。そんな時にイヤイヤ期でご飯を食べない頃を思い出しては懐かしんでいました。いつかはきっとあなたのお子さんもご飯をたくさん食べてくれるようになりますから安心してくださいね。
まとめ
イヤイヤ期にご飯を食べないお子さんの対処法には
イヤイヤ期のお子さんにイライラした時のママの心の対処法は
イヤイヤ期はずーっと続くわけではありません。いつかは終わりがきます。それまではあなたも大変かもしれませんが、誰かに話を聞いてもらって気分転換をして乗り切ってくださいね。
1人で悩んでいないで誰かに話すとすっきりしたり、いいアドバイスがもらえることもありますよ。あなたとあなたの赤ちゃんが楽しく過ごすお手伝いができると嬉しいです。
イヤイヤ期は始まったばかり。こんな時は、あなたとあなたの赤ちゃんとで楽しく過ごすのが一番です。おもちゃのレンタルサービスを利用してみるのはどうですか?
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