子育てをするのは、本当に毎日大変。あなたは本当に毎日、よく頑張っていると思う。だからもっと自分を褒めてあげてほしいな。
子どもを産むまでは、全てが自分の時間だったよね。好きな時に好きな場所に行けた。友だちとはやりのカフェにも行けたし、インスタ映えする場所にもたくさん行けた。
それが子どもが生まれてあなたの時間はほとんどが子どもとの時間に変わってしまったよね。イライラするのは当たり前のこと。少しもおかしいことじゃないよ。
私もそうだったから。あなたと同じだったから。
私はいつになったら、この子育ての大変な状況から解放さるるんだろう?早く子ども達が大人になってくれるといいな、とあの時は思っていた。
でも、それはやがてやってくるよ。子ども達が大人になって、あなたの元から去っていく日が。
その時にはね、本当に心に大きな穴があいちゃうの。もう自分の心をどこに持っていっていいかわからなくなるの。
もしかして、子どもが去ってしまったことで、鬱になってしまうかもしれない。実際私は「私って、鬱?おかしい?涙ばかりが出る。」と言う状況になったから。
本当に涙ばかりが出てきて、子ども達が小さかった頃のことばかりがよみがえってくるし、いつもボーっとして、喪失感。
だってね、今まで子どもと言う自分の命より大切なものを育てていたから。自分の命よりも大切なものがあるってすごいことだよね。
私は我が子以外に自分の命よりも大切なものはなかったから。
「ママ大好き」なんて他に誰が言ってくれる?
私が落ち込んだ時に、この子以外に誰が無条件に笑って癒してくれる?
我が子が巣立つと決まってからの数か月は「後〇日」と毎日数えながら過ごした。それは、1日1日、我が子と過ごす時間を大切にしていきたいから。
そして迎えた我が子との最後の日。涙が止まらなかった。
たくさん泣いた。
「ママにたくさんの素敵なものをくれてありがとう」と思った。
子どもと過ごした日々が生まれた瞬間から蘇ってくる。
本当に毎日、必死で子育てをした。時には楽もしたけど。
できれば、我が子が生まれた瞬間に戻りたいと私は思った。でも戻ることは出来ないんだよね。
ふと自分に問いかけてみた。「子育てで後悔したことはない?」って。
私は自分の子育てを後悔したことはなかったな、と思った。
確かに他人から見たらダメダメな子育てだったかもしれないけど。でもね、私は自分なりにその時にできる精一杯のことをしたな、と思ったの。
だから後悔はなかったよ。
そして、子どもって、神さまからのおくりものだったんだな、って思ったよ。
楽しかったよね。
ママをママにしてくれた私の大切な子ども達へ
ありがとう、の言葉を贈ります。
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